世界遺産検定いきなり2級でも大丈夫?一発合格できた際の勉強法

現在世界遺産検定はオンライン講座で勉強する方法もありますが、3級対応講座のみとなっています。

2級以上は独学で勉強するしかありません。

独学で勉強ってすごく不安なんだけど、どのように勉強したら合格できるのかな?

こんな風に不安になる方も多いかもしれません。

世界遺産検定2級は独学でも合格が可能!

  • 1級以上を今後目指したいなら、2級から受験するのもあり
  • 世界遺産の基礎知識、日本の遺産は全部覚える位に勉強する
  • 過去問題を解く

私は去年3月に、初めて世界遺産検定2級を独学で勉強し受験。

結果は無事合格!

趣味で資格試験を受験するというのは初めてで、ものすごくドキドキしました…
次は1級を受験し、将来的にはマイスターを取得したいって思ってます

今回は2級に合格した時の勉強法を記事にしていきます!

試験勉強に使う教材はこちらです

〜世界遺産検定の3級はオンライン講座で効率よく勉強することが可能です。オンライン講座に関する記事はこちらから〜

目次

世界遺産検定2級をいきなり受験しても大丈夫なのか?

いざ受験しようと考えた際、3級か2級か悩みました。

最初は3級からがお勧めって公式HP書いてあるなぁ…けど誰でも受験可能は2級までなの?だったら2級受験でもいいんじゃない?

こんな風に考える方は私だけではないはず…

2級と3級を比較

世界遺産検定HPを見ると、3級は日本の遺産+世界の遺産100件、2級は日本の遺産+世界の遺産300件。

2級3級は世界の遺産200件の違いのみでした。

将来的に1級以上の受験を目指す方は、いきなり2級受験するのもあり

最初から受けれるのは2級まで。

1級は2級合格、マイスターは1級合格が受験資格となります。

そのうち1級も目指そうと考えていた為、私は2級を受験しました。

将来的に1級やマイスターを受けたい大学生以上の方なら最初から2級受験でも大丈夫かと思います。
世界史や地図が苦手な方や中学生、高校生は3級から受験がおすすめ!

※筆者は、理系でしたが歴史が大好きで世界史の点数は比較的良かったです。

全体の試験の合格率も2級は60%(2021年度 世界遺産検定公式の公表)でしたので、勉強すれば受かりやすい試験だと思います。

1級受験を早くしたいという方なら2級受験から開始することをお勧めします。

3級から受験を挑戦しようと考えてる方には効率よく学べるオンライン講座がお勧め!オンライン講座の記事はこちら

世界遺産検定2級の勉強法について

高得点ではなくても合格したいと思う方への勉強法です!

私はこの方法で2週間程度勉強し合格できました。

よかったら参考にしてくださいね。

実際に管理人が使っていた世界遺産検定2級公式テキストです。
実際に私が使っていたテキストです

公式のテキストを購入する

検定から出ている最新の公式テキストを購入して必ず勉強をしましょう。世界遺産検定2級の問題はこちらのテキストに載っている遺産300件が対象です。

2023年3月以降の公式テキストは下記になります。

最新版であっても、改訂を行う可能性があります。改訂がある場合は世界遺産検定のHPで告知していますのでそちらを参照してください。

世界遺産の基礎知識と日本の遺産は確実に覚える

2級概要を見た際、日本の遺産25%、基礎知識20%、世界の自然遺産10%、世界の文化遺産35%、その他10%となっていて、そのうち60%取れたら合格です。

世界遺産検定2級の問題の比率を円グラフにしたものです。
世界遺産検定2級の問題の比率の円グラフ

基礎知識20%、日本の遺産25%45%取れるため、ここをしっかり押さえたら合格へ近づきます。

基礎知識は17ページ、日本の遺産は55ページです。ここをしっかり抑えれば45%取れるのは大きいと思います。

基礎知識、日本の遺産は赤字、黒字になっているところはもちろんですが、全部覚える位しっかり抑えましょう!

基礎知識

基礎知識では、世界遺産の歴史、ヌビアの遺跡群救済キャンペーン、世界遺産の登録基準、世界遺産に関する機関の目的、危機遺産などをしっかり頭に入れましょう。

日本の遺産

日本の遺産は、赤字、黒字以外のところも出題されます。全部覚えるくらいの気持ちで覚えましょう。

登録基準、構成資産はおさえておきましょう。日本の遺産の登録基準は、一覧表になっています。

現在日本の世界遺産では登録基準Ⅷを認められた遺産はありません。登録基準10項目の中で、この登録基準で認められてる日本の遺産はこれだけという遺産もありますのでしっかりと抑えましょう。

世界遺産

世界の遺産は、赤字太字が出題されます。初めて登録された12個の世界遺産、文化的景観、シリアルノミネーションサイト、トランスバウンダリーサイトなど目を通しておきましょう。

あとは、テキストを一通り読みましょう。

ヨーロッパの建築様式の概要もよく出る傾向があるので、余裕があればそちらも抑えておくのをおすすめします。

公式から出版されている過去問題は必ずやる!

2級を受ける際、過去問題を解くのは必須だと思います。購入して問題を解きましょう。

4回分の過去問題が載っているので、問題の問い方なども受験する前の参考になると思います。

過去問題集を解くと、またこの遺産出てるぞ!という遺産があるので、それはテキストしっかり見て抑えるのが大事です。

過去問題は何回か繰り返しやると苦手な領域もつかめるため何回も解くのをおすすめします。

世界遺産に関する最近の情報も頭に入れておく

その他の分野は世界遺産関係の時事問題が該当していると思われます。世界遺産関係の最新情報は頭に入れておくと良いです。

  • 今年と去年の世界遺産委員会の開催地、議長国
  • 新たに世界遺産に追加された日本の世界遺産、無形遺産
  • 世界遺産から削除された遺産
  • 現在の世界遺産の登録件数

上記は受験前に必ず確認しておきましょう。世界遺産に関する世界を動かしたニュースは、おさえておくのも大事です。

最近の世界遺産委員会の開催動向は要チェック

2020年は議長国が中華人民共和国で、中国の福建省の福州市で開催予定でしたが、コロナウィルスの影響で中止となりました。翌年2021年にオンラインミーティング形式で開催されました。

2022年の世界遺産委員会はロシアのタタールスタン共和国カザンで開催予定でしたが、2022年2月に発生したウクライナ侵攻により各国から開催地変更の要望が高まり延期になりました。

同年11月に議長国であったロシアが開催を断念し、2023年1月に世界遺産委員会臨時会議によりサウジアラビアを議長国として、9月に開催することになりました。2022年、2023年度分の新規登録審査はこの会議でまとめて行うそうなので、ここは覚えておきましょう!

2020年〜2023年は新型コロナの影響で中止になり、その翌年オンライン会議になってしまったり、ウクライナ侵攻で世界遺産会議が延期になってしまったりと今までとは違う事態が多くなってますので問題に問われる可能性が高いと思います。ここは頭に入れておいた方がいいでしょう。

公式の動画なども参考に

世界遺産検定の公式HPでは、学習ツールや学習アシスト動画が掲載されています。

こちらも勉強の参考になると思いますのでチェックしてみることをおすすめします。

公式の学習アシスト動画などはこちら

通勤途中、スキマ時間などに動画を見たり、聞くのも有効

通勤途中や、スキマ時間、机に向かって勉強したくないときなどにyoutubeやPodcastを見たり聞いたりするのも有効です。私のおすすめの番組を紹介します。

行きたくなる世界遺産

ポッドキャストの番組で、世界遺産検定の対策回は2級受験時に聞いて参考にしました。1週間に1回の頻度で世界遺産を中心とした内容をアップしているので世界遺産好きには楽しい番組です。

Qカクちゃんねる

色々な資格をとるyoutubeチャンネルさんです。2級のオリジナル問題の動画をアップされていて、とても勉強になりました。世界遺産検定以外の資格も色々とアップされていますので他の資格を受ける方も勉強になると思います。

世界遺産検定2級を勉強して合格を目指そう!

2級は、勉強するポイントを抑えれば、独学でも合格できる試験ではないかと思います。

〜いきなり2級は不安な方は3級からがお勧めです。3級のお勧めオンライン講座はこちらから〜

勉強するにつれて、世界遺産の知識が増えて楽しくなり次はここにいきたいなど旅行の計画を立てるのが楽しくなりました。

歴史、遺産の謎などが好きな人にはとてもおすすめの資格です。

私は世界のミステリーが大好き!Youtubeでよく視聴してます

私は1級に挑戦して知識をつけ将来的にはマイスターを取得できたらと考えるまでになりました。

世界遺産検定の受験を考えている方の一歩踏みだすきっかけになれたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

東京都出身。中部地方在住の主婦です。現在育休中。
児童相談所にてご縁がありお迎えした養子縁組里親。
育児休暇中に知育玩具に興味を持ち知育玩具情報を発信中。
自身の趣味である世界遺産検定などの資格の勉強のことなどもブログにしていこうと思っています。

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